どうも、最近広告代理店様から案件が来てめちゃビビっているタカラガイ博士です。
私がまだ心が若かりし頃?感じたメリットを書き連ねた記事があります。
以前は上記のように思っていましたが、年を重ねるにつれ徐々に実態が見えてくるもの。
5年以上10年勤めた私が大企業を務めることのメリットに対して、その実態を赤裸々に伝えたいと思います。
- 大企業に勤める事のメリットを打ち砕く!本音を暴露
- 1.様々な部署との交流がある
- 2.同期が大量にいる
- 3.新人研修が充実している
- 4.割引制度が充実している
- 5.家賃補助制度、寮制度がある
- 6.最新技術を学べる
- 7.他職種に変更出来る。
- 8.他業界に変更出来る。
- 9.公募による異動が出来る。
- 10.全国に行ける
- 11.出張できる
- 12.会社費用の研修が受けられる
- 13.大規模イベントがある
- 14.キックオフがある
- 15.お土産が貰える
- 16.合う人を見つけられる
- 17.合わない人を避けられる
- 18.上司が結構な頻度で変わる
- 19.メンバーが変わる
- 20.社長が変わる
- 21.平社員で居られる期間が長い
- 22.ノルマはあってないようなもの
- 23.病気やケガをしたときのサポートが充実している
- 24.家族が喜ぶ
- 25.安心して休職が出来る
- 26.トイレが充実している
- 27.ビル入場システムが充実している
- 28.勤務管理が充実している
- 29.社会的地位がある
- 30.協力会社に一目置かれる
- 31.楽な部署がある
- 32.残業が必ず付く
- 33.財形貯蓄制度がある
- 34.持株会がある
- 35.保養所がある
- 36.スポーツ施設がある
- 37.契約商品を格安で購入できる
- 38.同好会、サークルが充実している
- 39.給付金が充実している
- 40.貸付金が充実している
- 41.退職金が充実している
- 42.食堂が充実している
- 43.ゴールドカードを作れる
- 44.住宅ローンの利子を補助してくれる
- 45.医者と相談することができる
- 46.年次有給休暇以外の休暇制度が充実している
- 47.ライフイベントによる時短勤務の制度が充実している
- 48.キャリアプランの相談を受けることが出来る
- 49.セキュリティ事故防止の研修が充実している
- 50.コンプライアンスの取り締まりが厳しく強化されている
- まとめ
大企業に勤める事のメリットを打ち砕く!本音を暴露
1.様々な部署との交流がある
→部署間での新技術の情報共有等での交流はあります。
プロジェクト発足もあります。
未知の新規案件としてチャレンジは可能ですが、大抵は激務です。
2.同期が大量にいる
→大量に入りますが、離職率3年3割と言われるほど、多くの人が辞めていきます。
全員は把握できていませんが、実際数百人いた私の同期は3年で100名以上離職していました。
3.新人研修が充実している
→これは割と事実です。
こんなにせんでもええよってくらい、
実務で使わない無駄な研修をやることもあります。
4.割引制度が充実している
→これは事実です。
最近ではベネフィットワンの割引等を導入している企業が増えましたね。
まあ大企業でなくとも中小でも導入していることが多くありますので、大企業だからといったメリットにはなりません。
5.家賃補助制度、寮制度がある
→これは事実です。
ただし、実態は家賃補助は配属時に自宅から距離が120km離れている場合など、かなり限定された条件が課せられています。
寮制度も30歳までなどの年齢制限が備えられています。
どちらにせよいつかは補助が消える企業が多いです。
6.最新技術を学べる
→これはケースバイケースです。
職種限定であり、且つ最新技術といってもslackやteamsなどの社内システムに関する最新技術ばかり学ぶことになるかと思います。
ガチガチの最新技術は、新規事業を取り扱うような部署でしかあまり見ないかと。
7.他職種に変更出来る。
→ほぼ出来ません。
社内公募など他職種への異動制度はあるかもしれませんが、
実際に採用するのは現場の人間です。
SEが経理になりたい!と志願しても、合わない人材を雇いたいとはなりませんよね?
なので、望む職種にはほぼ変更できません。
8.他業界に変更出来る。
→7と同じです。
出来るとしたら激務で人が足りない業界ばかりです。
9.公募による異動が出来る。
→7と同じです。
出来るとしたら激務で人が足りない部署ばかりです。
10.全国に行ける
→ケースバイケースです。
これは希望を出せば行けます。
ただし、具体的に何県!などは指定できません。
部署、職種が全て自分の希望と相手の希望が合致していない限り、望む所には行けません。
11.出張できる
→ケースバイケースです。
出張も、内勤であっても研修時に本社で行う際は出張扱いにすることが出来ます。
ただし最近は管理部門側がテレワークしたがっているので(間接にコストを掛けたくない)
研修はリモートという企業が増えていると思います。
12.会社費用の研修が受けられる
→これは事実です。
必要な資格試験の際などは、受験費用が出されることがあります。
ただし合格していないと、上司への報告や担当部署から小言を言われることがあります。
13.大規模イベントがある
→これは事実です。
コネを広げたい方はゴルフコンペなどに積極的に参加されると良いでしょう()
14.キックオフがある
→これは事実です。
ただし近年はリモートです。
昔のようにデカい会場を貸し切って時間を大きく削ってキックオフ、という事は減ってきています。
15.お土産が貰える
→これは事実です。
でも、これは中小も同じでは?
16.合う人を見つけられる
→ケースバイケースです。
ただし人が多いから~はあまり関係ありません。
従業員数が多くても実際の勤務先には少数しかいなかったりします。
17.合わない人を避けられる
→これは嘘です。
どんなに避けても必要なことがあればその人以外に聞く術はありません。
多いのは業務の引継ぎです。
居なくなった人で聞きたくなくても、情報量が足りずに聞くしかないこともあります。
18.上司が結構な頻度で変わる
→これは事実です。
なので、逆に言えば良い上司だったのに嫌な上司に切り替わるなんてこともあります。
19.メンバーが変わる
→これは事実です。
なので、逆に言えば良いメンバーだったのに嫌なメンバーに切り替わるなんてこともあります。
20.社長が変わる
→これは事実です。
なので、逆に言えばいやな社長になって意味不明な改革をさせられたりします。
21.平社員で居られる期間が長い
→これは事実です。
若手と言われる期間が長いため、平としてそこまで責任を持たない期間が長い可能性は高いです。
22.ノルマはあってないようなもの
→これは嘘です。
ノルマはきちんとあります。
超えられなければやんわりでも詰められますし、居心地が悪くなります。
公務員とはやはり違います。
23.病気やケガをしたときのサポートが充実している
→これは事実です。
怪我や病気に対応した、いわゆる通院休暇のようなものもあります。
24.家族が喜ぶ
→これは事実です。
ただし、逆に言えば辞めない方がいいよと言われて辞めたくても辞められない状況が来ることがあります。
25.安心して休職が出来る
→これは嘘です。
リカレント教育と言われる昨今、休職して安心などできません。
正社員はなかなか解雇出来ないのは事実ですが、復帰時は当然居心地は悪いです。
26.トイレが充実している
→これは事実です。
客先常駐の場合は別ですが、大抵本社/支社のトイレは綺麗です。
27.ビル入場システムが充実している
→これは事実です。
社員証でピッて入場、その際に勤怠管理が入力される企業が多いです。
28.勤務管理が充実している
→これは事実です。
社員証でピッて入場、その際に勤怠管理が入力される企業が多いです。
29.社会的地位がある
→これは事実です。
特に、年配の方には言われることが多いです。
ただし、若い人や企業に詳しくない人には全くというほど何も思われません。
仮に合コンしたとしても対して意味ないです。
30.協力会社に一目置かれる
→これは事実です。
一応雇う側の為、相手が年上、経験も上の方でも優しくされます。
ただそれが逆にやりづらかったりします。
31.楽な部署がある
→これは嘘です。
企業は常に経費削減を実施しています。
特にエンジニアや営業等を除いた稼ぐことが出来ない部署(間接部門)は削減傾向にあります。
ひと昔前であれば天下りと言われるような子会社へ異動→のんびりな方法もあったらしいですが、
今はその点も厳しく対応されてもうありません。
32.残業が必ず付く
→これは事実です。
残業代が付かなければ違法になります。
ただし、見込み残業として予め支払っている企業がちょっと厄介です。
少しくらいの残業なら忖度してつけられない場合があるからです。
33.財形貯蓄制度がある
→これは事実です。
ただし、今は無い企業も増えています。
もしくはあったとしても、奨励金のない、ただの貯金箱にしかなっていない企業もあります。
34.持株会がある
→これは事実です。
ただし、近年の日経平均は異常に下がったり上がったりしているので、
持ち株制度を利用したらむしろマイナスになるなんて可能性も全然あります。
例えばマザーズなんて去年と比較したらほとんどの企業がマイナスになってるんじゃないですかね…。
語りだすと長くなるので辞めますが、持株会に入ったからといって得するわけではありません。
35.保養所がある
→これは事実です。
ただしかなり施設は減少傾向にあります。
もしくはただの割引で、その割引も大して割られず旅行サイトの割引プランの方が安かったりします。
36.スポーツ施設がある
→これは事実です。
ただし、実際はただの割引で、その割引も大して割られず別の割引プランの方が安かったりします。
37.契約商品を格安で購入できる
→これは事実です。
大企業によっては、「化粧品」、「雑貨」、「食料品」、「医薬品」など、様々な商品を割引価格で注文することが出来ます。
ただし安い商品もあれば、高い商品もあります。
38.同好会、サークルが充実している
→これは事実です。
ただし、コロナ禍によってほとんどのサークルは中止になりつつあります。
39.給付金が充実している
→これは事実です。
正確には組合費を払っているので何か該当するものがあれば組合から給付金が出る、というだけです。
40.貸付金が充実している
→これは事実です。
ただし貸付の金利はちゃんとあるので、安い金利の借金です。
41.退職金が充実している
→これは事実です。
ただし、それは数十年以上勤務しない限り大した退職金額にはならないです。
私の場合は5年以上10年未満で100万ちょっとでした。
どう思うかはあなた次第です。
42.食堂が充実している
→これは事実です。
ただし食堂の価格は割と飲食店のランチ代とほぼ同水準です。
たまに社食割を実施している企業もありますが、最近はあまり聞きません。
43.ゴールドカードを作れる
→これは事実です。
でも空港ラウンジが使えるくらいで、あまりメリットは感じませんでした。
44.住宅ローンの利子を補助してくれる
→これは事実です。
ただし最近減ってきているのと、他にも同じくらいの金利で補助してくれるローン会社はある気がします。
45.医者と相談することができる
→これは事実です。
ただし産業医はあくまでも会社に属する人間ですので、大した相談は出来ないかもしれません。
46.年次有給休暇以外の休暇制度が充実している
→これは事実です。
通院休暇や家族休暇が以外に強かったりします。
47.ライフイベントによる時短勤務の制度が充実している
→これは事実です。
ただし安心できるわけではありません。
居心地は悪くなります。
48.キャリアプランの相談を受けることが出来る
→これは事実です。
ただし大抵のキャリアコンサルタントは自分の過去を語るような形で大した情報は得られません。
転職エージェントのようなキャリアコンサルタントとはまた違います。
49.セキュリティ事故防止の研修が充実している
→これは事実です。
なのでSNSへの投稿などはどれだけ問題か、貸与品を失くすことがどれだけ問題かを知ることは出来るでしょう。
50.コンプライアンスの取り締まりが厳しく強化されている
→これは事実です。
ただし、取り締まっていますと主張はするものの、実際に相談すると何かと言い訳を付けて事を大きくしないようにされます。
以前、パワハラで相談した時は「特に大きく問題と思っていないなら大丈夫でしょう、以上!」と返されたことがあります。
なので主張だけです。実態は中小企業と大差ありません。
まとめ
いかがでしょうか。
大企業の実態が少しでも分かってもらえれば幸甚です。
勿論あくまでも主観ですので、そんなことはない!と思う企業様もあると思います。
東証一部上場の一例ですので、そこまで気にしないでください。
大企業病が少しでも緩和してくれたら嬉しいです。
ありがとうございました。