どうも、温泉の鬼、宝貝温泉だ。
今回は奈良県の吉野郡にある「入之波温泉元湯 山鳩湯」について温泉強者を目指す私が温泉辛口レビューをしていく。
本日の温泉♨:入之波温泉元湯 山鳩湯
まず、山鳩湯は吉野郡川上村という、それはそれはTRICKの撮影に使われていそうな自然豊かな場所にある。
山を登って、川の横にある。そのため外の景色は絶景だ。
駐車場がすぐに埋まるため、周辺に路駐されている。
でもこれが日常なのだろう。皆気にもとめずに駐車していく。
入口前まで階段を下りるのだが、この古い感じというか、ノスタルジックな感じがたまらなく好きだ。
旅館前で軽くお参り。
施設内に入るなりめちゃくちゃ良い香り。
ニラと卵のスープを思い出すいい匂い。食べたかったのだが、メニューを見てもスープ
らしき単品ものは見当たらなかった。残念
脱衣場は以前は鍵なしのカゴだったようだが、今はリニューアルして鍵付きロッカーが
設置されている。
以前の名残りとして脱衣場前に貴重品ロッカーが置いてある。今はもう使い道はなさそう…
さて、お待ちかね大浴場へ。
山鳩湯の浴槽が結晶化♨
引用:https://yamabatoyu.co.jp/about
もう入ってすぐ目に飛び込んでくる、源泉かけ流しの浴槽に衝撃。
檜風呂らしいが、木が完全に乳化?して乳黄白色の結晶になっている。
見た目は塗装したかのようにカッチカチ。スタジオのセットのよう。
これはまあ別の温泉施設でも見た事あるが、大抵見てくれが悪くて古く感じることがあるのだが、ココはむしろ芸術になっているのが凄い。
温泉の成分を見た感じ、カルシウムが多く含まれていることから結晶化しやすいのでは?と勝手に思っている。
内湯で上から流れ出ている源泉かけ流しは気持ちいい。
毎分500Lをも湧き出る源泉かけ流しは迫力が違う。
泉質は♨ナトリウム-炭酸水素塩-塩化物泉
引用:https://yamabatoyu.co.jp/about
そして露天風呂の浴槽もすごい。黄金色。
露天風呂は浴室ドアを開けてぐるっと回ると辿り着く。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩-塩化物泉(中性、低張性、温泉)。
中性というとただの水みたいなイメージがするが、とんでもない。
匂いはないが色は褐色。
とろみ等は無いが、源泉温度が39.度とちょうど良いお湯加減。
寝れる!これは完全に寝れるやつだ。
山鳩湯は駅からめちゃくちゃ遠いこともあって学生も少なく、ゆったり出来る。
しばらくゆったりしていると、隣の女湯露天風呂から「何時に出るー!?」
と壁越しから聞こえる大声。
なんだなんだ?と思うと、前で浸かっていたおじさんが「おぉー!?」と大声で返事。
昔の銭湯スタイルや!懐かしいなぁ笑
近所の人なのだろう。特に周りに気を使わず堂々とその後も寝ていた。
そしてここのもうひとつ凄いのは外の景色の綺麗さよ。
右手に森林があり、左手に川、その先に橋が掛かっている。
めちゃくちゃ景色いい!
温泉の湯の流れを辿ってみると、女湯も同様で
大浴場をオーバーフロー→露天風呂→男女共に同じ穴へと続いているのだが、
その先はなんとそのまま下の地面へ落ちていく。
地面に落ちたものは流れて谷筋へとつながっている。
下をよく見ると、地面に流れ落ちた源泉も結晶化して固まっているでは無いか!
いや凄いなここの源泉!
露天風呂で1日寝ていたら、全身乳化するんじゃねえかって位のパワー。温泉ってすごい。
内湯に戻って入り直すと、こちらは露天風呂よりも少し温度が高く、そして浴槽が深い!
ゆったり時間をかけて入浴する。
ちなみに洗い場は3つと小さめ、リンスインシャンプー。
ササッと浴びて、上がる。
女湯に男が入る珍事件発生
その後休憩所で休んでいると外が騒がしく、
聞くと女湯に男性が侵入して警察に通報w
割と新聞に載るレベルのかなりの一大事となった。
(詳細は別記事で記載します。)
↑書きました。
入之波温泉元湯 山鳩湯の住所、営業時間、定休日、駐車場は?🚞
住所:奈良県吉野郡川上村入之波391
公式HP:http://www.yamabatoyu.yoshino.jp/
営業時間・期間
10:00-16:0017:00(最終受付16:00)
入浴料:大人 800円 小学生以下 400円
駐車場:駐車場あり(12台)
※変更されてる場合があるので最新情報はHPで確認ください。
宝貝温泉による入之波温泉 山鳩湯の鬼評価💫
泉質3.5
泉温4.5
源泉かけ流し5
穴場4.5
サウナ無し-2
コスパ3.5
総合評価:☆4.2
時間と時期、人に余裕があればもう2時間くらい浸かっていたいかも笑
場所はかなり遠いが、また行きたいと思える旅館だった。
小さくていいから、サウナが欲しいな…ボソ
温泉が好きな人もそうでない人も、とりあえず旅行がてら温泉に寄ってみよう♨♨
ありがとうございました。