SAY! WA!ボーボボ! ハーマイお兄です。
私は年に3~4回ほど、美容院で縮毛矯正をお願いしているのですが、先日、なんとビビり毛が発生致しました。
ビビり毛とは、簡単に言うと「毛のキューティクルが失われて完全に死滅したこと」を表しています。
こうなると、もう元には戻りません……。
縮毛矯正は特に髪へのダメージが大きく、カラーを頻繁にされる方や、私のように前髪をアイロンなど頻繁に使っていじめている方は、知らないうちにダメージが蓄積してビビり毛になりやすい髪になっていると言えます。
今回は、そんなビビり毛になった時の体験とその対処法を紹介します。
ビビり毛の悲劇:仕事終わりの縮毛矯正
ある金曜日の仕事終わり、縮毛矯正を予約していた美容室に足を運びました。
店内にはお客さんが数人おり、同時並行で施術して頂くことになりました。
担当は女性。
予約していた通り「全体縮毛矯正」をお願いし、施術開始。
他愛も無いお話をしながら髪全体に1液を塗って頂き、終盤ちゃんと掛かっているのかを数分おきに確認してくださるような優しい方でした。
そして、完了して洗い流し。
そしてアイロンやら2液やらをちゃちゃっと済ませて頂いて完了。
時間は、1時間もかからなかった気がします。
それにしてもやりたての時の鏡ってなんでしょうね。
魔法でも掛かったかのように綺麗に仕上がってる感でますよね。
「 おぉ~」となり、大変満足したのちに帰宅。
そして、縮毛矯正をしてから丸1日髪の毛は洗えないので、土曜日は一日安静にしていました。
縮毛矯正によるビビり毛帝国誕生
異変に気付いたのは、一日置いた次の日の日曜、やっとこさお風呂で髪の毛を洗い流し、髪を乾かしたときです。
あれ、、、
乾かしても乾かしても、髪の毛がサラッとしない…。
あれ、これってもしかして…
ビビり毛でした。
チリッチリとなった私の前髪。
元々テンパなので、チリチリからめちゃ×2チリチリになりました。
チリチリにチリチリを重ねんなと。チリチリ×2にすなと。
もうクシが全く前髪を通ってくれなくて、何本も抜け堕ちていきます。
前髪って中々貴重じゃないですか。
オン眉ぐらい短かったら嫌だし、無くなったらそれこそ一大事だし。
シクシクと涙をこらえてどうしたらいいか色々と調べる作業に掛かりました。
通常、プロの美容師ならビビり毛を未然に予防できる
調べていくと、一般的に、ビビり毛は縮毛矯正やパーマの施術ダメージに耐え切れなかったことによって発生するようです。
しかしこれは美容師によって予め防ぐことが可能で、特に傷んだ部分には薬剤を弱めに当ててあげたり、そもそも施術出来ないと判断してきっぱり断ることで未然に防ぐことが出来ます。
髪がどこまで耐えられるのか、過去の経験を基に美容師は考えていかなければなりません。
つまりこのビビり毛、美容師の技術不足によって起こってしまっています。
女性にモテモテな美容師さんも、中々苦労を重ねているのですね。
過去に縮毛矯正をやってもらった美容師さんは、元々ビビり毛もどきみたいな髪状態でしたが、本当にサラッサラヘヤーにして頂き、大変満足した記憶があります。
やはり美容師のレベルも人によって大変差があるようです。
経験年数では測ることができないのが辛いところですね。
挫けてしまった私の前髪、しばらくいじっていたら、また抜けてしまいました。
あ.....線香花火かな?
いやなんやねんこれぇ!どんな洗い方したらこうなんねんこれぇ!
髪の毛もピンとまっすぐになってません。
ギザギザギザギザ~して、クルンとフックになっております。
気になって梳かそうと頑張っていると、また一本抜けました…。
なんやねんこれ!!!上にアンテナみたいの伸び取るやないかこれ!!!
そっち太陽あったんかこれえ!
もう…ほぼチ〇毛じゃあぁ…。
ビビり毛になった時の対処方法
ビビり毛は、上記でも書いた通り、「髪の毛の死」です。
根本を対処するには、死んだ毛を処分(カット)するしかありません。どんだけ~
しかし、対症療法であれば、一時的には幾つか方法があるようです。
オイルを塗ってキューティクルを補修する
トリートメントや、オイルを塗りこむことで一時的にキューティクルの空いた穴に油分が付着、ビビり毛を少しだけ柔らかくします。
でも結局、お風呂で洗い流せば何事も無かったかのようにビビり毛が顔を出しますので、一日だけでもビビり毛が無いように見せたいという、見せかけの手段でしかありません。
ようは対処療法です。
ビビリ直しを使う
ビビり毛に対抗して「ビビリ直し」という、縮毛矯正に更に縮毛矯正を当ててサラサラにしようという施術方法があります。
実は数年前、同じくビビり毛になったことがあるのですが、お店に伝えた所「ビビり直し」をやってもらったことがあります。
しかし後で調べるとかなり失敗する危険度が高く、お店によってはやらない店舗も多いようです。
ちなみにその時のビビり直しはほとんど無意味で、私の前髪はビビり毛のままでした。
結局、何年経っても髪が生え代わっても、私の前髪はずっと痛み続きなのでしょうか…。
ビビり毛誕生の店舗へ連絡
数日泣き寝入りするか検討していましたが、オイル塗っても一向に良くなる気配もないので、とうとう我慢出来なくなりお店に電話。
次の週の客の少ない曜日と時刻を指定され、就業後に即お店へ足を運びました。
お店に入ると、そこに立っていたのは施術を担当した女性ではなく、店長でした。
ビビり毛対処に店長降臨
店長「いやあお待ちしてました!さ、どうぞこちらに~!」
やたら陽気に対応なさる店長。
私が怒っていると思い、和まそうとして頂いたのでしょうか…。まあちょっと怒ってますけども。
で、席に座ると店長からとりあえず強烈のストレートパンチ。
店長「このビビり毛はねえ、もう元には治せないんですよーw」
あーやっぱり……調べた通りか。
店長「あとはもうばっさり根本原因を絶つために前髪切っちゃうのが一番っすねーw」
やっぱりなんかノリノリの店長。
私、あんまりおでこを見せたくないんですよ。
だから縮毛矯正しているのに、ビビり毛は治らないから前髪切れってとんでもない仕打ちになりそうです。
ハーマイお兄「それだけは…ビビり直しとかはお考えにならないですか?」
店長「あー、あれはオススメしないですねーw」
それもムリか…まあこれは仕方ない。
こちらの店舗はビビり直しはせず、応急処置としてキューティクルを付け直す作業をするようでした。(説明は特にありませんでしたが。)
とりあえず一時的に直すようにしますねーと言われて流し台へ。
店長「いやーでも今日なんて高校生が2週間で二度目の縮毛矯正しに来たからやるか迷ったけどやっちゃいましたねーw」
「少しでも曲がると嫌っていう子が最近増えたんですよーw」
現代っ子はやっぱり見た目気にするよなあー。私もだけど。
少し世間話もしたところで、思い切って私は聞いてみました。
ハーマイお兄「ところで、なんで失敗しちゃったんですかね。」(少しいじわるだったかな?)
店長「うーん、たぶんうちのスタイリストさんは経験長いので、そんなヘマするような子じゃないんですよね。」
「私は見てなかったので知らないんですけど、絶対にそこをちゃんと考えて処理しているはずなんですよー。」
「でも、1液とかを流すときにどうしても前髪についちゃうんだよねー。」
「その流したときの液はどうしようもないんですよー。仕方ないですよねー。」
美容室の店長曰く、恐らく1液を流した際の残留物が前髪に付着し、それによって前髪がダメージを受けてビビり毛になったとのことです。
そんなことあるのか・・・。
1液洗い流してる途中に「僕はここにいたいんだい!」って1液が言うて、私の前髪にひっついて離れなくて、ずっとシャワーしてるのに残ってしまったためにビビり毛になったってこと?
それとも、1液が流れていくその一瞬のうちに前髪に蓄積してオーバーヒートを起こし、キューティクルが死んでビビり毛になったってこと??
そんなんどの酸よりも強いやないか笑
※美容師の友人に聞くと、どうやら本当に有り得るようです。
まあ結局は、女性スタッフさんはどこかで不可抗力も含めミスをした。
これは間違いないと思います。
でもどちらにせよ、もう過ぎてしまったことなのでこれ以上原因追求するのはやめました。
最後に、これでまだ完全には治っていないので、今後も何かアフターフォローをしてもらえるのか念の為確認してみると…
店長の顔が変わり始めます。
店長「いやーお店に来ていただいたときには、今後切るか、どうするかまた一緒に考えますけどー…」
「でもトリートメントとかお渡しするのはこちらも頂いた代金内でコストも限られていますんで」
「せっかくここまでうまく積み上げてきた話なのに、ここでこじれるのって良くないじゃないすかー?」
あーこじれたい~~~勝手に積み上げたんお前や~~~~
と突っ込むことも諦め、せめて応急処置やってくれただけでも良いか…と。
これ以上何度も来店するとクレーマーになっちゃうかな?とか色々考え、その場を離れ、その後は二度と行かないことにしました。
結局、その日一日だけ髪の毛は少ししなやかになっていましたが、翌日以降は何ら変わらず綺麗なビビり毛を維持しております。
あれから3か月ほど経ちますが、未だに前髪はバッサリ切っていません。
なので、ビビり毛は長い前髪に残り続けています。
ビビり毛は縮毛矯正において永遠の課題
ビビり毛は縮毛矯正において、永遠の問題であると思っています。
美容院においては、訴訟問題にもつながるほど重大な問題です。
こちらの被害者さんは店員に土下座され、返金もされたもののアフターケアの代金も請求を予定しているようです。
特に、女性は「髪は命」と言われるほど大切ですから、
髪の毛をチリチリにされた日には腹の虫が収まらないですよね…。
実は私も心が乙女なので、「髪は命」と考える人間ですが、
私は返金なども請求しなかったので、まだ優しめな客だったのかな?とか思ったりしています。
まあ数か月たっても未だにチリチリの私は、もう一言文句言いに行った方が良いんですかね…。
まとめ
如何でしたでしょうか?
よく、ヘヤカラーをあてた状態で縮毛したためにチリチリになってしまう学生さんなどは見かけるのですが、
私のように真っ黒なダメージほとんどない、唯一あるとすれば糞天パーなだけのような奴でもチリチリになってしまうことがあるのは非常に残念です。
現在、縮毛矯正をしないキューティクルを押しまくて髪の毛を少しだけまっすぐにする最新技術が誕生したようなのですが、
私のような天パーにはそんくらいじゃ1ヶ月程度しか持たないと思います。
大いなる天パーには、大いなる責任が伴う。
肝に銘じておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。