どうも遅れてきた反抗期、ハーマイお兄(@new_hermioni)です。
先日、ぷらっとこだまにて旅行チケット券を購入、利用をしました。
その後、結果的に交通費が倍に膨れ上がった事件となりましたので、私も二度このようなことを引き起こさぬよう、警告の意で紹介します。
事前説明しておくと、ぷらっとこだまは「JR東海ツアーズ」が提供している旅行商品(クーポン券)です。
東京から新大阪、またその逆のルートを、新幹線「こだま」を利用することを条件に最安10500円で移動することが出来ます。
※通常の「のぞみ」での新幹線の場合は普通席のみでも13800円掛かります。
ぷらっとこだまについては毎年20回くらい利用させて頂いていて、ガッチリまとめてあるので詳しくはこちらをご参考下さい。
※ちなみに、新幹線を使って旅行先で宿泊もしたい!という方には
日本旅行が提供しているサービス「新幹線+宿泊セットプラン」
を利用した方が格安で利用できます。
ぷらっとこだま購入店舗でのスムーズ?な売買
ぷらっとこだまの購入方法は「JR東海ツアーズ」もしくは旅行代理店「JTB」店頭での販売か、ネットでの販売になります。
ただし、ネット販売の場合は乗車日が出発4日前になっていると購入することが出来ません。
そのため当時、乗車日がギリギリであった私は店頭で購入、「行き」と「帰り」の往復チケットを購入することにしました。
※ちなみに往復チケットというセット概念は存在せず、「行き」と「帰り」のチケットを単品で購入したことになります。
店舗に来店して待つこと15分、カウンターに呼ばれました。
チケットを購入する際、店舗での購入であれば、通常購入したいチケットの「日付」「行き先」「時刻」を記載する申込用紙を頂くのですが、その時はスタッフさんが私の要望を聞きながら用紙に代理で記入してくださいました。優しい。
「金曜日の〇時に新大阪から東京、月曜日の〇時に東京から新大阪の往復チケットでお願いします。」と私。
スタッフさんも手慣れたもので、スラスラ進めて頂きました。
途中スタッフさんが曜日を間違えて「〇日はちょっと空いてないですねー」と言っていたので、「月曜日なので、〇日じゃないですよー」「あはは〇日でしたね」といった感じで明るい雰囲気で進みました。
最後に、チケットを発行して、一緒に発券したチケットを確認して終了。
ものの2分程度で終了しました。
いつもの事なので、そのままお財布にチケットをしまい、乗車日まで大切に保管していました。
実家から大阪への「帰り」
その数日後、私はぷらっとこだまの「行き」チケットを使って、金曜日の18時台に「新大阪」⇒「東京」へ移動、
その後帰省をして余暇を楽しんでいました。
そして、それから3日後の月曜日。15時台の「東京」⇒「新大阪」へ帰るこだまに乗車する際、事件が起きました。
ぷらっとこだまでは駅員さんにチケットを渡して入場するのですが、
チケットを渡すと…
「これ、新大阪から東京行きのチケットなんですけど…」と言われて「え!?」となる私。
チケットを良く見ると、指定チケットの時間は「〇日15時台~」と合っているのですが、
行き先が「新大阪」⇒「東京」に!!!!
なんと、私は連休の始まり金曜日と終わり月曜日に、「新大阪」⇒「東京」へ二度も行くことになっていたのです。笑
めっちゃ焦ったものの、冷静さをキープしつつクールな姿勢で駅員さんに
「旅行会社の方が間違えたみたいですね。もう新幹線が出発してしまいますので、新幹線に乗せて頂いてその途中で電話して話つけてきますよ。」と一言。
「決まった……」
と思ったのも束の間
「いや駄目ですね。もう一度乗車券を購入してきてください。」
あっさり一蹴されめちゃ焦りました。やっぱり駄目じゃないか(憤怒)
私が無理に通ろうとするとでも思ったのだろうか、ボタンを押して改札口の扉を目の前で閉めてくる始末。
それを見て愕然とする私。正直何も返す言葉がありません。
でも、すぐにとやかく言うのはやめました。冷静に考えて、抗議する相手はこの人ではないと分かっていたからです。
駅員さんに当たる方の大体の原因は、大抵駅員さんのせいではありません。
そう、駅員さんは悪くないのです…。目の前で扉閉める行為はあれやけども。
…そんなわけでトボトボと駅の構内へと戻り、ベンチに腰掛ける私。
これからどうしよう…。ターミナルの気分になった私。
ぷらっとこだまの購入店舗へ連絡
とりあえず、購入したJTB店舗に連絡をします。
とにかくまだ乗車の時間まであと10分!店舗の人から説明してもらえれば間に合う!間に合わせる!
明日も仕事があるから急がねば!と謎の期待から店舗側の出た人に猛アタックしました。笑
すると当時チケットを売った担当者が居るので代わってもらえるとのこと。
そして担当者に変わって頂き現在までの事の顛末を説明。
すると…
担当者「申し訳ありませんが、一度確認してご購入頂いているのでこちらでは対応出来かねます。」
うそーん。。。
私「私は往復チケットでお願いしますとはっきり申し上げたじゃないですか。」
担当者「申込用紙には新大阪⇒東京行きのチケットが二枚となっておりますし、そのようには伺っておりません。」
私「金曜日に新大阪から東京行って、連休帰省しているのにまた月曜日に新大阪から東京行く時点でおかしいじゃないですか...」
担当者「いや、そういうお客様いらっしゃいますから。」
私「では、そちらからは何も対処して頂けないってことですか?」
担当者「はいー。」
※リアルにこんな返し方です。
…結局、私は新しい新幹線の切符を購入して、新大阪に帰りました。
移動費を出来るだけ減らすために安くチケットを購入したつもりが、
2倍の2万4120円支払う結果となりました。
最終的に、担当者の言い分はこうでした
・担当者のミスであったとしても最終確認時に一緒に一度でもチェックしたのだからお客様の責任
・新しい新幹線の切符を購入して帰ってください。
どうやら、この「チケット最終確認」で担当者のミスという責任から、私の責任へと転嫁するそうです。
最終確認時、「新大阪 ⇒ 東京」という記載を「東京 ⇒ 新大阪」になっていないと見抜けなかったのは私の誤算でした。
恐らく「新大阪」、「東京」という単語があったという安心だけで見逃してしまったのかもしれません。
また、お財布にそのまましまいこんでから一切チケットを確認していなかったことも私のミスではあります。
(まあ、購入時にはもうキャンセル料がかかる期間なので、発券した時点からミスがあっても料金は発生するのですが…笑)
もっと早く気づいていれば最終的に駅の中でバトルすることを未然に防げたのかもしれません。
ぷらっとこだま購入においての反省
私がやるべきだったこと
・最終確認の時に「日付」「行き先」「時間」を全て確認しておくべきだった
・申込用紙を自分で記入しておくべきだった
・利用履歴を確認してもらい、いつもと同じか確認してもらうべきだった
担当者がやるべきだったこと
・過去の利用履歴を確認するべきだった
・往復でなく「行き」、「行き」となるような不審な申込は、再度確認するべきだった
私はいつもぷらっとこだまを利用していたので担当者側の画面をなんとなくみたことが有るのですが、管理画面側からだと過去の利用履歴が見れるようでしたので、過去の利用履歴と同様の往復チケットを購入して頂けるよう示唆すれば良かったと悔やんでいます。
過ぎたことは忘れるしかありませんが、どんなに過ぎても私の支払ったお金は戻ってこないのです。
ぷらっとこだまの惨事のまとめ
「安物買いの銭失い」
今回それとはまた意味が異なりますが、ぷらっとこだまでは格安チケットを使うためには、
「指定時間の変更が出来ない」であったり、「入場口が限られている」といった制限が設けられています。
ぷらっとこだまを利用される際は、皆さんはこんなニアミスで大参事を起こさないよう、どうかお気をつけて購入し、旅行を楽しんでください。
新幹線を使って旅行先で宿泊もしたい!という方には
日本旅行が提供しているサービス「新幹線+宿泊セットプラン」
を利用した方が格安で利用できます。