コンピュータおばあちゃん、ハーマイお兄です。
最近、ノートパソコンがネットで激安価格で売られていることを知りました。
既に主デスクトップPCを持っている私ですが、持ち運べないのが不便なので、思い切って購入することにしました。
今回は激安ノートパソコンをご検討されている方に向けて作った記事です。
激安ノートパソコンをオススメする人
まず、激安の中古ノートパソコンをオススメする方は以下の通りです。
・高スペックを要するアプリケーションを利用しない
・メールやワードの打ち込み、youtube、DVD鑑賞など最低限の利用しかしない
・リモート先へ接続するための接続用PCとして利用したい
・移動先で手軽に利用したい
・サーバーとして放置する
・仮想通貨のマイニングのみに従事させる
このような用途の方であれば、中古ノートパソコンでも十分に役に立つと思っています。
私の場合は、
・ゲームの利用はせず
・ブログを書いてネットサーフィンをする
・youtubeを見る
・リモートデスクトップを利用する
これらのためだけに、中古ノートパソコンを購入しました。
富士通 LIFEBOOK P772
という機種です。
価格は23,800円でした。やっす。
リースアップノートパソコンは魅力的?
購入した商品が安いのには訳があって、要はオフィスで使用されていたノートパソコンなんですよね。
事務やSEの職種の方なら分かるかと思いますが、社内にパソコンって腐るほどあるんですよ。
で、新しく社員がきたときにそれを貸与する。
大きい会社ではそのストックが大量にあります。
でもそのPCはリース期間(約3年)が決まっているので、時が来たら返却しなければならない。
そのリースアップされたノートパソコンが業者に買われて、中古品として転売?されているわけです。(合法)
たとえ中古品でもオフィスで使われていたので、ノートパソコンが乱暴に扱われていた可能性は限りなく低いですよね。
タバコの煙や水がこぼされたような可能性も低い。
更に、基本ノートパソコンの古くなった中身(HDD、メモリー等)はきちんと業者によって換装されています。
場合によっては、劣化が早いバッテリーさえ換装してもらえることがあります。
しかも、換装したのは業者ですから、業者で初期不良や1ヶ月位の動作保証は無料で受けられることがほとんどです。
つまり、外観の細かな傷さえ気にしなければ、中古ノートパソコンと言いながらそこそこのスペックで中身新品で購入することができるというわけです!
加えて私の場合はDVD等は家のPS4かデスクトップパソコンで視聴するので不要と考え、
光学ドライブが無いノートパソコンを選びました。
光学ドライブが無くなるだけで大変軽くなり、旅行時にも持っていけるという寸法です。
このように多種多様の目的に合わせてカスタマイズ購入も出来ます。
では、激安中古ノートパソコンの選び方を考えてみましょう。
激安中古ノートパソコン選び方1.信頼と実績の安定したCPU
CPU(Central Processing Unit)とは、人間でいう所の頭脳です。
CPUの性能が高ければ高いほど、頭の良いPC=処理演算が早くなるわけです。
CPUには製造メーカーが複数あり、世代によっても種類が様々です。
最も良く聞くのはIntel社ですよね。Intel入ってる。
シェアも1位です(最近AMDに抜かされた?)
CPUの種類で言うと、たまに見かける「Celeron」や「Pentim」などと記載された中古PCが販売されていますが、文字入力(メモ)程度に活用する以外ではサクサク動くとは言えません…。
現代のスマホスペックよりも圧倒的に劣るので、購入した人にとっては不満が爆発すると思います…。
とはいえ、現在の高スペックのCPU(i9等)だと一枚だけで数万~数十万円と掛かってしまうので、クロック周波数等は度外視して考えて、
信頼と実績があり、そこそこにスペックを担保されたIntel「Core i3」、「Core i5」、「Core i7」程度のCPU搭載したノートパソコンが無難でしょう。
激安中古ノートパソコン選び方2.安価なメモリーはなるたけ大きめに
メモリーは、人間でいう所の海馬(記憶を司る部位)に値します。
中でも、人間にも短期記憶と長期記憶に分かれると思いますが、パソコンのスペックに表示されているメモリーは「短期記憶」部分を表しています。
メモリーが足りない時、HDDやSSDの容量を引っ張ってきて仮想メモリ―として記憶させる動作を補います。(スワップといいます)
じゃあ容量の大きいHDDやSSDを搭載すればいいのかというとそうでもありません。
このスワップの発生は動作が鈍くなり、処理速度の低下を引き起こすのであまりお勧めできないのです。
そのため、私はメモリーだけは少し多めに取っておいた方が良いと思っています。
CPUがCore i3~Core i7程度であれば、それなりの動作をしてくれるので、メモリーの記憶によってマルチタスクを実行できるようになります。
メモリーはCPUと比べれば安価(数千円)なので、ノートパソコンを購入する時メモリーが多くても、価格はそこそこにお得な事も多いです。
個人的にオススメのメモリー数は「4GB以上」です。でも本当は8GBは欲しいです。
予算に余裕があるのなら、「16GB」でも全然いいと思います。
「2GB」のノートパソコンが良く売られていますが、あれではマルチタスクにギリギリ対応できるかどうか微妙です。
(ちなみに自席のPCのメモリは2GBです。毎日重くてぶち切れです。)
「CPU Core i5」、「メモリー2GB」と、CPUのみ高性能のパソコンも使用したことがありますが、メモリーが低すぎるのか「Googleマップ」を開いたらほっとんど動いてくれません。
メモリーの大切さが伝わってもらえれば幸いです。
激安中古ノートパソコン選び方3.HDDとSSDは用途で分ける
HDDとSSDはノートパソコンの購入用途によっても異なります。
SSDはスペック高いが価格も高い
3つ目のHDDとSSD、これらは主に記憶部分を司る部品です。「補助記憶装置」とも呼ばれ、メモリーとは異なり「長期記憶」としてデータを保管する際に利用されます。
容量が大きいほど、データを保存することができるので大きいに越したことはありません。
近年登場して当たり前になってきたSSDは、HDDと比較するとデータ転送速度が段違いに早く、音も静か、衝撃にも強く耐久性も優れています。
その代わり、SSDはかなり高価です。また使用状態によってはHDDよりも寿命が縮む可能性があります。(まあHDDにも言えるけど)
HDDは安い。大容量長期保存には必須か
一方、HDDはSSDの登場のお蔭かどんどん安くなる一方で、10年程前まで1TBが数万円で売られていたはずなのに、今では1TB5000円で購入できるようになりました。
動画や大きいゲームデータの長期保存をするのであれば、HDDの購入はほぼ必須と言えましょう。
その代わり、SSDと比べれば、耐久性は無いしうるさいし、データ転送速度も遅いです。
HDDとSSDどちらがいいの?
結局の所、SSDもHDDも良い所も悪い所もあります。
時代の変化でSSDも少しは安くなったといえど、HDDと比べれば一目瞭然。
1TBのHDDは約5000円でもSSDは約14000円ほどします。
約2.8倍といったところでしょうか。
価格と容量を重視するならHDD
速度と高耐久を重視するならSSD
でしょう。
ちなみに私の購入した中古ノートパソコンは「SSD256GB」でした。
容量を少な目にして価格を低くし、高耐久を優先しました。
大きいデータは別のPCで保管すればいいので、新たに買うノートパソコンには必要ないと判断しました。
激安中古ノートパソコン選び方4.Windows7とWindows10どっちがいいの?
WindowsOSの中古ノートパソコンを購入するなら、まだWindows7とWindows10両方販売されていて、悩まれると思います。
私はWindows7の方が使いやすくて好きなのですが、残念ながらWindows10を選びます。
何故なら、2020年の1月14日にWindows7のサポートが終了するからです。
これにより、セキュリティ更新プログラムや仕様変更のサポートがマイクロソフトから受けられなくなります。
するとどうなるか。
未知のウイルスやOSが故障して困った時、購入元のマイクロソフトが対応してくれなくなります。
Windows7からWindows10への無料アップグレード期間ももう終わってしまってので、始めからWindows10の購入をお勧めします。
慣れないOSを利用することに不満が残る方も居ると思うのですが、今後更に最新OSが出た場合も同様、素直に最新OSを利用していくと良いでしょう。
激安中古ノートパソコン選び方5.液晶ディスプレイの画面サイズは利用用途で分ける
デスクトップではなく、ノートパソコンを選ぶ理由は、やはりそのコンパクト性で持ち運びが出来る点と、デスクトップほど置き場に困らないのが利点だと思います。
また、ディスプレイサイズはとても重要で、その大きさで置き型タイプか、持ち運び用タイプかに分かれると思います。
厳密にはサイズは大きく分けて3種類あります。
・家庭用のA4サイズ(15インチ以上)
・持ち運びも便利なB5サイズ(12インチ~15センチ)
・完全移動用モバイルサイズ(11インチ以下)
家庭用のA4サイズ(15インチ以上)
15インチ以上のA4サイズは、主に家庭用です。
デスクトップPCと同じくらい大きく、重いです。
しかし、画面が見やすいのとキーボードが打ちやすいのはメリットです。
17インチ代の大きなディスプレイの場合、i7搭載のようなハイスペックノートPCが多く取り揃えられています。
その分充電の消耗量も高いので、常に充電ケーブルを挿して固定し、部屋で常設して取り扱うのが基本スタイルでしょう。
持ち運びも便利なB5サイズ(12インチ~15インチ)
令和の新しい時代の幕開けからの購入であれば、持ち運びも可能とするB5サイズ(12インチ~15インチ)がオススメです。
デメリットも、昔は高いスペックを積めないような問題がありましたが、今はほとんどありません。
むしろこのサイズで高性能であればキーボードが打ちやすく、画面も見やすく、ホーム用としても使える。
非の打ちどころが有りません。
完全移動用モバイルサイズ(11インチ以下)
こちらはミニマムサイズのノートパソコンです。
ほぼ、タブレットと同じ大きさと考えて差し支えないでしょう。
でもそう考えると、モバイルサイズ買うならタブレットを購入した方が良いんでね?という疑問しか生まれませんw
結論:購入するならB5サイズ
前述の通り、ノートパソコンの購入を検討するのであれば、B5サイズ(12インチ~15インチ)が一番コスパが高いと思っています。
(凄くどうでもいいのですが、デスクトップパソコン見てると、ブラックホールと中性子星を思い出すんですよね…笑)
オススメの激安中古ノートパソコン
以上をまとめた上で、個人的にこれは買いだなと思えるノートパソコンをいくつか紹介しておきます。
|
TOSHIBAさんのノートパソコン(dynabook R734)です。
サイズは13.3型ワイド HDで持ち運び簡単、
メモリ:4GB、CPU:Core i5-4300M、SSD:256GBと申し分ないですね。
更に加えて正規のMicrosoft Officeが付いて30240円(税込)です。
普通に欲しいです。笑
つぎは紹介するPCの中でも最安値ノートPCです。
|
こちらは Let's noteシリーズです。
CPUはCore-i5(第二世代)、メモリ4GB、HDD320GBです。
HDDなので、容量は他のよりも多いですね。
そしてOffice2007もついてこの破格19999円(税込)!
ほんと、電子機器って数年で一気に価格が下がっちゃいますね。
当時なら20万くらいいってたんじゃないですかね。笑
ここで、ちょっと意外な所に値段差のある商品も紹介しておきます。
|
こちらは上記と同じdynabookですが、SSD 128GBと少し容量少な目。
でもCPUはCore i5-5300U。13.3インチなので持ち運び楽々。
が、少々価格が上がっています。35800円(税込)
上記のノートパソコンとほとんどスペックは同じです(CPUの世代が少し新しいだけ)。
しかし販売業者によってはこのように価格に差がついていることがあります。
パッと見て安いからと安易に手を出すのは良くないという事ですね。
(もしかしたらSSDの中身がインテルという高品質の可能性もありますが、まあ低いでしょう。)
ちなみに、15.6型インチクラスのワイドなノートパソコンになると、価格が安くなります。
|
この商品なんかはSSD240GB、メモリは8GB、CPU Core-i5
とパッと見は完璧です。値段も29999円(税込)
が、15.6型インチです。パッと見た限り、タイトルには記載されていないですよね。
大型のノートパソコンは家庭用でしか使用できないため、やや需要が少ないようですね。
誤った注文をしないよう、よくチェックしてから購入してくださいね。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は「激安ノートパソコンを購入するにあたっての選び方」をご紹介しました。
今やスマートフォンがあるから必要ないって方も増えましたが、
ノートパソコンって意外と使う時多いんですよね。
私は動画とか見るならでかい画面の方が良いし、文字打つときはキーボードが無いと嫌なのでほぼ必須用品です笑
ノートパソコン購入の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。