かなりシビアな話です。
ギャンブル、買い物、アルコール、SEX、アイドル、盗み、これらは度を越えて依存しがちな傾向があります。
恥ずかしながら、私は株の依存症です。
初めは長期で始めて、コツコツ利益を積んできましたが、デイトレを始めてから数百万円を失いました。
今年に入ってからも、Abalanceという銘柄で追証、結局90万以上の損切りをしました。
以下は私がプロのカウンセラーからお伺いした貴重な話をまとめたものです。
もし投資やギャンブルで負け続きの方、何かに依存してしまっている方がいらっしゃれば是非見ていただきたい内容です。
一度では理解しにくい内容ですが、ぜひご一読ください。
- 依存とは心の対象
- 依存を辞められない人が考えるべきこと
- 株、FX、オンカジ依存はどうすれば辞められるのか？
- 実は依存対象は自分が本当に求めているものではない
- ギャンブルをして本当は儲かりたかった。誰かに認められたかった。
- 子供の頃の親のアプローチからも影響は受けている
- 自分のやりたいことはどうやって見つければいいのか？
- まとめ
依存とは心の対象
一言でいうと、依存対象というのは心の中の対象。
心の中で意識している対象がつなっている。
執着して切れない状態。
なぜ切れないのか？
依存対象をやっている最中は、気持ちが広がって楽しいと感じる。
幸せに感じる。ギャンブルは更に勝った時に気持ちがイキイキする。
このイキイキした感覚が忘れられなくなってしまう。
これは特に日頃生きがいを感じていない人に刺さる。
孤独の病ともいわれるが、人は誰しも心の奥で孤独を感じている。
依存はそれを埋めようとしている。
本来の姿を一時的に見出そうとしているが、結果として悪くする。（お金が無くなる、肝臓を痛める、病気になる等）
自己実現とは、やりたい事・自分の持つ能力を通してイキイキとした気持ちになること。
それを感じられれば一番良い状態。
自分探しをしているが、間違った方向に進んでしまうことがある。
自分探しの「本当はどうしたら自分らしく生きられるか？」
自分が自分に探す機会を与えている。
依存を辞められない人が考えるべきこと
依存対象を辞める、辞めないの問題ではなく、
その背景に何があったのか？を考えることが大切。
ただその依存から離れさせれば良い。
そう思う人がいればそれは間違い。
形だけ無くそうとすれば、その人の人生の生き甲斐そのものが無くなってしまう。
本来はその形ではなく、自分の満たせるものを探すべき。
ただしそれが株⇒FX⇒仮想通貨⇒オンカジなど逸らしてもベクトルが同じでは意味がない。
とても辛いことではあるが、
自分が悪質に依存してしまったものは最終的には手放さなければならない。
自分とは違うものに投影してそれを通して自分を満たしているのが現状。
自分の中にあるイキイキするものを見つけなければならない。
(株依存の場合)今の現状はお金を使ってつぎ込んで、マイナスにして切れ目がない状態。
これをどこかで終わりにしなければならない。切断しないといけない。
依存物は辛いがすべて手放していく。
手放したときに本当に手に入れられるものは自分。
投影の引き戻しである。
自分が手放したとき、自分でそれを見つけていかないといけない。
自分というものに頼って生きることが大事。それが自分探し。
マイナスを取り戻すためにやる、というのは結局エンドレス。
株、FX、オンカジ依存はどうすれば辞められるのか？
依存問題は国全体での問題となっているが、
今は依存から抜け出すための自助グループがある。
そういったところに参加しながら周りの人の話を聞いていく。
どうやって抜け出していったか、といった話も聞いて自身も抜け出していく。
自助グループへ参加出来なくても、対面でカウンセリングを受けることでも抜け出せられる。
ただし抜け出す際には空虚感が強く生まれる。悲しさ、寂しさ、空虚な感覚を癒していきながら生きていく。
本来は豊かな輝きがいっぱいあるはずだが、今はそれが見えなくなっている。
それを見つけ出し、趣味や仕事に生かしていく。
それを頑張って考えていくことが大切。
繰り返し言うが、依存はどこかで線引きをしておしまいにしないといけない。
例えばお金を使ってしまうのは、お金があるから使っちゃう。
クレジットカードがあるのであれば、それごと取り上げる。使えないようにすることが大切。
また家族や周りの人に相談をし、協力を得ることが大切。
周りの人にも伝え理解をしてもらうこと。協力を得ること。
カウンセリングや自助グループ等のメンタル機関を活用すること。
実は依存対象は自分が本当に求めているものではない
本当に求めているものはそのもの自体ではなく、
イキイキした感覚、頑張ってきた自分を肯定できることである。
ギャンブルじゃなくても自分を労えるものがあれば良い。
自分を認めているか？自分に愛情を注いでいるか？
日頃から自分に対して、
１００点取ったら愛されるが、８０点なら愛されないと考えているならそれは違う。
頑張っていること自体が偉いこと。
日々頑張っていることが尊いこと。
形に表せられないものでも構わない。
依存ではないことを続けられないことはない。
そもそも、忍耐力はあるはず。
何かに依存するということは、それを続ける忍耐力があるということ。
ギャンブルをして本当は儲かりたかった。誰かに認められたかった。
誰かにこれだけ時間を掛けて取り組んで、結果を得られたと認めてほしかったのかもしれない。
けれど、形に現れなければ存在価値がないというわけではない。
評価を違う目線で自分を見据え、評価してあげることが大切。
頭の上では分かってはいるけど、これが難しい。
アルコール依存は特に、「底つき」といって肝臓がんになったり、家庭が崩壊したりする。
底になった時に気が付かないと終わりにならない。
日頃から自分を愛せられるか？
形に何か結果として示せていないわけではあるが、
自分をそのまま認めてあげるか、愛してあげられるかが関わってくる。
子供の頃の親のアプローチからも影響は受けている
子供は特にそうだが、自然な感情を持っている。
「これがやりたい」、「これは嫌だ」と自由に絵を描く。
これ見てー！と親に持っていった時、親は「良く描けたね！」と褒めてあげると
親から支えて貰っているんだ、背中を押してもらっているんだ、
自分と繋がっていていいんだという感覚になる。
逆に「下手だ」と言うと、褒められるために上手に描こうとはなるものの、
そこに自分は無くなってしまう。
見てくれは良くなるが、中身が無くなってしまう。
学歴も同じ。本当の自分ではなく、親の顔が投影されている場合もある。
自分が何が好きだとか、愛情を注いであげる必要もある。
自分は何がやりたいのか分からない感情は、自分が認めてあげる感情に繋がっている。
自分は本当は何をやりたいのかを見つける。
自分がやりたいことを考える。
クリエイティブに、目に見えないものでも、それを探していくのが重要。
自分のやりたいことはどうやって見つければいいのか？
大体の人は心の一番深いところで見つかる。
例えば失恋すると思いっきり泣ける。その時、ふっと見つかる事がある。
過去、カウンセリングをしてきた中で一番多かったのは、
小さい頃からの遊びや、自分がなりたかったものなどに隠されていることが多い。
(私の場合)物欲がないのなら、自分の心を満たすためにイキイキとなるような状態でいられるためにやっていたかも考えられる。
手放すことはとても辛いことだが、現実的なことで自分を傷つけるのはやめる。
場合によってはカウンセリングも受けて辞めていく。
取り返せないものは諦め、手放していかないといけない。
これはアルコールも性も買い物も全て同じ。
また、自分が依存していると気付いた機会が自分探し、道しるべなどを考えさせる自分のきっかけとなる。
必ずしもお金を失ったわけではない。
気付きは今後の心の成長であり、プラスに繋がっていく。
どこかで線を引き、手放していくことが重要。
まとめ
いかがでしょうか？
かなりシビアで不快に思う方もいると思いますので、閲覧注意とさせて頂きました。
一度では理解しにくいかと思いますが、私は繰り返し読むことによって意識を高めています。
株は優待株の為に結局続けてしまっていますが、、、
今では株も昔とは異なり、危険なギャンブル投資はせず健全な投資に切り替えました。
記事を見られた方がもし何かに依存していたら、これを見て何かのきっかけになればと思います。
ご拝読ありがとうございました。
