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タカラガイのFDとは?何故綺麗なの?

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タカラガイのFDとは?何故綺麗なの?

こんにちは!
タカラガイ博士ことハーマイお兄です。
皆さんはタカラガイを拾った経験がありますか?

 拾った方の中には、浜辺にあるタカラガイがやたら艶(ツヤ)を出していて、綺麗だなあと思ったことがあると思います。
またタカラガイを購入したことがある方も、ツヤツヤで触り心地もとても良かったと思います。

では、何故タカラガイがあんなにも艶を出して綺麗な状態を保てているのでしょうか?
 今回は、タカラガイが綺麗な理由とFDについてご紹介します。

 タカラガイが綺麗な艶(ツヤ)と色を保てる理由 

キイロタカラガイ
タカラガイは、浜辺に打ち上げられた直後の状態(FD)ではその艶(ツヤ)と色を保つことが出来ています。
タカラガイが綺麗な艶と色を保てているのには、実はその生態に秘密があります。まずはその生態から説明します。

生きているタカラガイは通常、潮間帯(陸が海と隣接する場所)から水深500M深くに生息しています。
生きている間、タカラガイは全体を外套膜(がいとうまく)という膜状の物で炭酸カルシウムを分泌し、結晶化します。これによって貝殻が形成されていきます。

そしてその外套膜は、常に炭酸カルシウムを分泌し続けることで成長と共に貝殻も大きくなり、そこに鮮やかな色も付いて立派なタカラガイとして完成するわけです。

大体のタカラガイは外套膜が黒く、貝殻全体を覆っている状態のタカラガイには艶などをあまり見ることは出来ません。
これは、外見から岩場やサンゴに擬態し、敵からの攻撃を防ぐため目立たぬようにするです。
また外套膜を出すことで、貝殻に付着しようとするフジツボやコケなどを防ぐ役割もあります。

そして何よりも、この外套膜が貝殻全体を包んでいてくれるお蔭で、タカラガイの貝殻にある艶(ツヤ)や色を保てていられるのです。

見た目が可愛いかどうかはお任せしますが、生きているタカラガイは雑食で海藻類も藻類もをたくさん食べるので、飼育する方の間では「掃除屋さん」とも言われています。

貝殻も綺麗、水槽も綺麗、タカラガイは大変な綺麗好きというわけですな! 

タカラガイのFDとは?

タカラガイを拾うコレクターの間で良く使われている言葉に「FD」があります。
「FDのタカラガイ発見!」といったような言い方ですね。

この「FD」とは、「Fresh Dead」の略称で、「中身が居なくなりたての状態」のことを指します。

先程説明した通り、外套膜に覆われている間は艶と色を保つことが出来ます。
しかし、その艶と色も、外套膜が無くなってしまえば貝殻表面を守るものが無くなる上、太陽の直射日光も浴びるため、色も艶も次第に褪せていってしまいます。
つまり、「FD」で取れることは非常にラッキーなことなのです。

だからといって、生きたタカラガイを持ちかえって無理やりに取り出す…といったことは自然保護の観点から見ても、節度をもってきちんと配慮しましょう。タカラガイは動物です!
タカラガイは食用とは言いづらいですし、身をそう簡単に取り出すことは出来ません。
更にタカラガイの軟体は、腐らせると異様なほどの悪臭を放つのであまりオススメしません。

何よりも気持ちの良い作業では無いよね。


海沿いで、FDの状態を取れた時こそ、幸福を感じて喜べる。
トレジャーハンターのような感じでとても気持ちが良くないですか?
私はそう信じたいです。 

まとめ

如何でしたでしょうか?

とっても生態系が面白い動物、タカラガイ。
タカラガイの出す外套膜があるお蔭で、艶も色も綺麗なまま保つことが出来たんですね。
FDで拾えればラッキーですが、滅多に拾うことは出来ません。
じゃあFDじゃないともう艶と色は戻らないの?というとそんなことはありません。

綺麗な磨き方、お手入れ方法も記事にありますので、良かったらこちらもご覧になってください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。