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【図解付き】知らなきゃ損!海と貝の専門用語集! 外套膜、潮間帯、殻高等

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海と貝の専門用語集! 外套膜、潮間帯、殻高等

こんにちは!

タカラガイ博士ことハーマイお兄です。

ビーチコーミングをしている人達の事をビーチコーマーと呼ばれていますが、こういった方は専門知識があり、専門用語で話されることもしばしばあります。

 当サイトでも、ごくたまーに専門用語を使うことがあります。

その都度説明を心掛けていますが、初心者の方でもっと用語を勉強したい!という方に是非知ってもらいたいと思い、用語集を作ってみました。

是非活用してもらえればと思います!

 

 

貝に関する専門用語

続いて貝に関する専門用語を説明します。

貝の中でも、「巻き貝全般」、「タカラガイ」、「二枚貝」に分けて図で分かりやすく解説していきます!

巻き貝とタカラガイの専門用語

■巻き貝(ボウシュウボラ)

巻き貝・ボウシュウボラの図解

■タカラガイ(ホシダカラ)

タカラガイの図解
・殻高(かくこう)
【巻き貝の場合】貝殻上から下までの最長の距離のこと。
【二枚貝の場合】背腹面の最大距離のこと。

 ・殻径(かくけい)

貝の最大直径の殻幅のこと。

・殻底(かくてい)

体層の下方の部分のこと。

・滑層(かっそう)

貝殻の表面をエナメル質のように艶(つや)がある部分のこと。
※巻き貝の殻口の内唇付近にあることが多いですが、種類によっては外唇の全体が滑層になっている貝殻もあります。

・螺塔(らとう)

巻き貝の巻いている殻部分が重なって形が出来ている、体層よりも上にある部分のこと。

・体層(たいそう)

貝殻の大部分を占める、新しく作られた螺層(一番下)のこと。

・次体層(じたいそう)

体層の次に形成された螺層(下から二番目)のこと。

・縫合(ほうごう)

巻き貝の巻いている層と上、下の層の境目にある合わせ目のこと。

・結節(けっせつ)

貝殻の表面に見受けられる尖った隆起のこと。

・縦肋(じゅうろく)

螺層に常に垂直にあるうねの隆起した線のこと。

・縦張肋(じゅうちょうろく)

巻き貝の殻の軸に平行に出来るうね部分のこと。
※縦肋(じゅうろく)と比べるとかなり太く、段の付いている肋を言います。

・螺肋(らろく)

巻き貝の殻で、成長の方向と平行に出来るうねのうち、かなり太いうねの隆起線のこと。

・殻口(かくこう)

巻き貝の螺管の最終部分であり、外に向けて開いている口のこと。

・軸心(じくしん)

螺管が巻くときに軸となっている中心線のこと。

・軸壁(じくへき)

殻の内側にある横の内壁のこと。

・内唇(ないしん)

巻き貝の殻口の中でも体層の下から軸唇にかけての部分のこと。

・外唇(がいしん)

巻き貝(タカラガイ)の殻口外にあるへりの部分のこと。

・軸唇(じくしん)

巻き貝(タカラガイ)の内唇から水管溝に続いている、螺旋の軸にあたる部分のこと。

・水管溝(すいかんこう)

「前溝」ともいう。殻口の底にある貝殻が持っている水の出入りを行うための管の溝のこと。

・臍孔(さいこう、へそあな)

巻き貝(ツメタガイなど)が巻きながら成長していく際に中心に出来る凹み部分のこと。
※似た種類でツメタガイは臍孔が半分ほどふさがっていますが、ウチヤマタマツバキは臍孔がCの形に凹んでいます。

・外套膜

軟体動物の内臓を覆うための筋肉質で出来た膜のことです。この縁辺部から貝殻が形成されていきます。
※普通の貝類においては貝殻の内張りのようになっていますが、イカやタコなどの類は貝殻が外套膜に覆われており胴部を形作っています。

タカラガイが生きている時、貝殻を覆っている膜状の物が外套膜です。

外套膜があるお蔭で、直射日光に当たらず綺麗な艶(ツヤ)と色を保てています。

二枚貝(ヒオウギガイ)の専門用語

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・殻長(かくちょう)

二枚貝の場合:殻の前から後ろまででの最長直線距離のこと。

巻き貝の場合:殻高と同じ意味。

・殻頂(かくちょう)

螺塔の一番上の部分であり、最初に形成された螺管の部分のこと。
※原殻(幼生殻)が残っている種類もあります。

・翼耳(よくじ){前耳(ぜんじ)・後耳(こうじ)}

殻頂の両側に出っ張っている突起物のこと。
※殻頂よりもやや前方にあるものを前耳、殻頂より後方にあるものを後耳といいます。

・放射肋(ほうしゃろく)

成長線に沿った盛り上がりのうね部分が太い部分のこと。

・成長線(せいちょうせん)

貝が成長するにつれて、貝殻の上に出来る細い線のこと。
※ハマグリなどの食用貝を見るとよく分かると思います。 

海に関する専門用語

 まずは母なる大地、「海」に関しての専門用語を説明していきます。 

・岩礁

磯にある岩場で、藻類や着生生物が多く、餌を取るにも隠れるにも生き物にとって良い環境の場所のこと。
※岩礁では良く生きた貝やカニ、イソギンチャクを観察することが出来ます。ただし滑りやすいので、転倒しないように注意してください。

・満潮

海面が最も高い状態のこと。 

・干潮

海面が最も低い状態のこと。

 ・タイドプール

岩礁がある海岸で、干潮時に出来る水たまりのこと。潮だまりとも言う。
※潮間帯特有の魚や貝を観察することができます。タイドプールも岩礁と同様、たいへん滑りやすいので注意してください。

 ・潮間帯

満潮線(高潮線)と干潮線(低潮線)の間にはさまれた、潮が引いた際に現れる場所のこと。
※満潮線は満潮時の海面が砂浜と接している線、干潮線は干潮時の海面が砂浜と接している線を指します。タイドプールと違って、砂泥性の砂浜なども含むのが特徴です。

・干潟

内湾の砂や泥地で、引き潮の際に現れる場所のこと。
※こちらは砂泥性の砂浜のみを表します。

まとめ

如何でしたでしょうか?

海にまつわる専門用語は、同じような意味なのにとってもややこしいです!
私も時々間違えたり度忘れしたりしますが、図を見ながら考えればとても単純で分かりやすいですよね!
貝殻を拾った際はぜひウンチクがてら使ってみてください。笑

最後までお読みいただき、ありがとうございました。