こんにちは!
タカラガイ博士こと、ハーマイお兄です。
皆さん、突然ですが世界一というワードに興味ありますか?
私は興味があります!
世界一大きな人、世界一小さな人って言ったら、どんな人なんだろうとか気になりませんか?
貝にも当然世界一があります。
そこで今回は「世界で一番大きな貝と、世界で一番小さな貝」についてお答えしたいと思います。
ちなみに、二枚貝と巻き貝で世界一の大きさがそれぞれ異なるため、それぞれ併せてご紹介いたします。
世界で一番大きな貝はなに?
まずは世界一大きな貝からです。
世界で一番大きな二枚貝はなに?
引用:名古屋港水族館 http://www.nagoyaaqua.jp/ill_book/2014092214212350.html
ずばり、世界で一番大きな二枚貝で最も大きいと言われているのは「オオシャコガイ」です。主に、南太平洋域からインド洋周辺に生息しています。
その殻の長さは最大で200cmをこえるほど。重さもなんと200kgをこえます。
そして寿命は100年以上と言われています。
オオシャコガイは二枚貝ですが、その大きな殻は閉じることが無く常に上を向いた状態で全く動きません。
そしてタカラガイも持っている、貝殻の周りを分厚く覆っているのが外套膜(がいとうまく)であり、その中で「褐虫藻(かっちゅうそう)」という藻類を共生させることで、藻類の光合成から出来た糖分やタンパク質を摂取して成長しています。
ちなみにこの「オオシャコガイ」はシャコという貝の仲間なのですが、沖縄地方では珍味としてシャコガイをお刺身にして食べているという文化があるから驚きです。
一度でいいから食べてみたいなあ…
昔は、あまりにもデカいので手を伸ばしたら殻が閉じて食べられてしまう、「人食い貝」ではないか!?
とダイバーたちからささやかれたこともありましたが、実際は素早く殻を閉じることは出来ず、閉じてもユルユルなため食べられることはまずありません。
こんな貝を間近で見たら、そりゃあ襲われると思っちゃうよね笑
アニメの映像とかでも、似たようなシーンを見たことがありませんか?
あとはよく人魚が大きな貝の上に座っている姿が描かれていますが、その大きな貝のモチーフこそオオシャコガイだと考えられます。
そんなオオシャコガイですが、食用としても活用でき、貝殻部分はアートとしても使えるために乱獲されるようになってしまい、最近では絶滅をも危惧されるようになりました。(危急種)
現在ではワシントン条約によって保護対象となり、輸出入が禁じられています。
生き物は大切にしようね!
世界で一番大きな巻き貝はなに?
引用:鳥羽水族館 https://www.aquarium.co.jp/shell/gallery/hyouzi.php?nakama=onikobushi
続いて世界一大きな巻き貝は、「アラフラオオニシ」です。
主な生息地は、オーストラリア北部や、ニューギニアにある「アラフラ海」です。
殻の高さは最大で75cm以上、世界最大の巻き貝であり、現在でも貝専門のネットショップなどで購入が可能です。飾り物として世界中で愛用されています。
オークションサイトなどでも良い値がついているみたいですね。
数万円から数十万円で取引されているみたいだね!近所の海で取れないかな…
取れるわけないにゃ
世界で一番小さな巻き貝はなに?
続いて、世界一小さな巻き貝についてお答えします。
世界で一番小さな貝は、通称「微小貝」と呼ばれる種類のもので、その大きさはなんと1mm以下というほとんど目に見えるか見えないかのレベルです。
「マイクロ・モラスカ(微小な軟体動物)」とも呼ばれており、あまりにも小さすぎて採取が大変難しく、研究され始めたのは最近になってからのようです。
そんな微小貝ですが、色彩は赤や青、黄色の単色や複色などとても鮮やかな色合いであり、模様もそれぞれ独特なセンスを持っています。
では具体名で世界一小さな巻き貝はなにか!?というと、「ミジンワダチガイ」と言われています。
成貝でおおよそ殻の大きさが0.5mm程度、幼貝の場合は0.1mm程度というレベルです。笑
ほとんど見えませんよね。拾うこと自体が難しいわけです。
ビーチコーミングしていたら間違えて踏んづけちゃうレベルだよ…
世界で一番小さな二枚貝はなに?
最後に、世界一小さな二枚貝は何かというと、、、実はまだまだ未発見な点が多く、世界一はこれ!という貝も書籍によって様々なため、まだ良く分かっていません。
そのためここは保留とさせて頂きます。分かり次第追加します!
申し訳にゃい
電子顕微鏡で見て、もしも1mm以下の二枚貝を発見することが出来たら、
あなたが世界一小さい二枚貝の第一発見者になるかもしれませんよ!!!
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は世界一大きな貝と世界一小さな貝、巻き貝と二枚貝をそれぞれご紹介しました。
貝も大小さまざまであり、魅力がまだまだたくさんありますね!
更に最小の貝はまだまだ見つかっていない貝が多く、これから更に種類が増えることでしょう!
最後まで見ていただき、ありがとうございました。