こんばんは、ハーマイお兄です。
ホームアローン、最高でしたね。
突然ですが、私が昔からずっと聞いていた曲があります。
Somewhere in my memory.
ホームアローンの映画の挿入歌で、「私の記憶のどこかに」というタイトルです。
タイトルがもうイかしてるというか、ノスタルジーをそそるというか。破壊力が凄いです。
実は私が仕事で終電帰りの翌日、寝不足で出勤するバスの中で、挫けそうな時この曲に何度も助けられていました。
(結局体壊すんですけどねw)
この曲、最近ではオーケストラで大規模に弾かれていたんですね。
とても温かい気持ちになります。
軽く和訳していきます。
Somewhere in my memoryの歌詞と和訳と解説
一応4小節に勝手に区切って歌詞・和訳・解説していきます。
出来れば聞きながらどうぞ。
Candles in the window
窓辺のキャンドル
Shadows painting the ceiling
影が天井を描いている
Gazing at the fire glow
炎の光を見つめながら
Feeling that gingerbread feeling
ジンジャーブレッドの気持ちを感じながら
第一小節は、子供の頃の思い出ですね。
暖かなおうちにキャンドルを飾って、影でいつもの天井が鮮やかに彩られて...。
イメージが頭に綺麗に映し出されていきます。
ジンジャーブレッドはアメリカではクリスマスに作る伝統的なクッキーです。
ジンジャーブレッドの気持ちを感じるということは、ジンジャーブレッドになりきっている、ということですね。
なんか、子どもらしくてとっても可愛らしい表現です。
加えてジンジャーブレッドという固有名詞をここで用いるのが凄いですよね。
日本で例えると秋元康さんの曲を思い出しますね。
(フォーチュンクッキーとかメロスのようにとか)
タイトル「ジンジャーブレッド」でも売れたんじゃ←殴
Precious moments
かけがえのない思い出たち
Special people
特別な人たち
Happy faces
幸せな顔たち
I can see
私には見える
第二小節では第一小節で出てきたキャンドルやジンジャーブレッドから、
歌の中でイメージが浮かんできているんですね。
これ凄いですよね。
この歌から、私たちは歌い手がイメージしているものをイメージしているんですよ。
もしくは本当に見えているという意味合いなのかもしれませんが。
Special peopleってフレーズが個人的に好き←
Somewhere in my memory
私の記憶のどこかに
Christmas joys all around me
クリスマスの喜びが私の周りに
Living in my memory
私の記憶に生きている
第3小節では、過去の思い出を振り返っているのですね。
クリスマスの楽しかった思い出、みんなが喜んでいる情景が浮かびます。
懐かしいとノスタルジックになっているというよりは、純粋に幸せな気持ちになっているといった印象ですね。
ところでなんですか、私の記憶に生きているって。
映画の主人公のセリフくらいでしか聞いたことないようなカッコよさ。
All of the music
全ての音楽
All of the magic
全ての魔法
All of the familly home here with me
全ての私の家族が私とここにいる
第4小節では、まとめですね。
ラストのAll of the の反復?韻?が神がかってますね。
「magic」という響きがファンタジーですよね。
(一瞬ディズニーソングかと)
ラストの「familly home」は「実家」という意味なんですが、
なんか固すぎてしっくりこないので「私の家族は、いつも一緒だよ」というニュアンスだと思っています。
こんな考え方もあります。
今は家族が居ないのかもしれません。
年を取って、もう家族が亡くなっているのかもしれません。
一人ぼっちになってしまっているのかもしれません。
大人になって、新しい家族といるのかもしれません。
だけど、この曲を通して、昔の家族を思い出している。
楽しかったクリスマスの記憶を思い耽っている。
私にはそんな風にも聞こえます。
つまりこの曲は、子どもが聞いても可愛らしい曲とも聞こえるし、
大人が聞くとどこかノスタルジックで、少し悲しくも幸せな気持ちになれる曲なのでしょう。
そんな気持ちになれる曲だからこそ、私は毎回涙腺崩壊してしまうのかもしれませんね。
まとめ
あくまで私見ですが、最近歌詞は読まずに音楽の雰囲気のみで好きになる人が多い気がします。
日本の歌で英語を歌うときも、その意味を特に知らずに聞いてる人もいます。
日本語の歌も歌詞を読むと意外と深かったりしますが、
英語の歌なんて初めから何言ってるのかわからないので、歌詞を調べるともっと奥深くて面白かったりします。
この曲はテンポがスローで且つ英語も簡単なので、大変読みやすいと思います。
もしこの曲を聞くことがあれば、是非ジンジャーブレッドの気持ちになって、
子どもの頃聞いた時と大人になった今聞いた時、どう感じたかを考えて、
自分の想いを比べてみると更に面白いかもしれません。
最後にオーケストラバージョンもとっても素敵なので是非聞いてみてくださいw
中盤から合唱も入ります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。