鈍感サラリーマン、ハーマイお兄です。
社会人生活は40年と言われていましたが、定年が65歳に引き上げられたことからほぼ45年になりました。
これだけ長いと山あり谷あり、苦あり楽ありで数多の苦難を乗り越えながら、ふと哲学や会社の愚痴、人生の教訓、プライベートな内容をメモして残しておきたくなることがありますよね。
そんなメモを、家でも見られるようにしてみては如何でしょうか?
会社パソコンで作ったデータを自宅パソコンに移さないか?
私くらいの者になると、仕事をテキパキとこなし上手くバッファーを活用して、、、ではなく今のところ仕事が平和なだけなので、仕事でもプライベートでも役に立つ資料を作ることがあります。
ただ、今の時代やれ情報漏えいだ、コンピュータウイルスだ、ハッキングだ、いろいろ悪意のある者によって私たちの自由・尊厳が脅かされているのです。
これによるセキュリティの強化に伴って
「プライベートメールアドレスへの送信は厳禁!」「フリーメールなんてもっての外!」「USBデバイスは繋いだだけでアウト!」
こんな状況です。
逆に外部から会社メールアドレスへくるメールの受信はセキュリティツールで検査しているため、怪しいメールは極力開かないようにと言いつつ特に問題無いようです。
そこで今回は、会社パソコンで作成したプライベートデータを自宅パソコンへ移す方法を考えました。
※社内の機密情報を持ちだすことはここでは全く推奨しておらず、当然ながら厳禁です。
また各社によって持ち出せるデータには制限があると思うので、各々御確認願います。
自宅パソコンへ移す方法の検討
このセキュリティ社会の中、まずは自宅パソコンへデータをどうやって移せばいいのか、方法を検討してみました。
駄目と言われながらも会社メールアドレスから自宅メールアドレスへ送ってみた
まずは、試しに会社メールアドレスから自宅PCのメールアドレスへwordファイルを添付して送信してみました。(ド直球)
私の会社では社外メールアドレスへの送信に対して、誤送信防止のためのシステムが作動し、「良いんですかあ?」と送信前の確認と、
送信後も「本当に良いんですかあ?」と送信の許可選択を行って再送信しなければメールを送れない仕組みになっています。
その二重セキュリティも解除、送信したところ
「第三者の承認が完了するまでお待ちください。」
上司の許可が必要なようです。
数分後。
「該当の送信されたメールは、〇〇(上司)によって破棄されました。」とのメール。
あっさり棄却されました。
なんて堅牢なセキュリティシステムなんでしょう。
日夜歯向かう私に対して、よからぬことを企んでいると上司も気付いていたのです。
即却下ですよ。
こうなると、もう高度情報社会を頼ることが出来なくなりました。
別の方法を考えます。
作成したデータ資料を写メで撮影する
もはや物理的な方法としか言わざるを得ませんが、写メで取ります。
たとえ上司や先輩に画面を撮影しているところを見られても、「あっ!資料の勉強かな?」ぐらいにしか思われないでしょう。
ここは問題有りません。
紙媒体に資料を印刷すると、かえって資料をどこに保管すればいいのか、破棄の方法が面倒になったりしてしまいますので、写真は安心して撮れます。
実際、デジタルになりきれていない部分(家賃補助申請や、交通費の申請、病気に対しての診断書など)はたとえ大手企業でも、未だに紙媒体を撮影ないしスキャナで取り込んでいる場合があります。
しかしスキャナなんてないオフィスも多いですし、複合機でのスキャナは長年勤めていても使うことがなく、使用方法が分からない人も多いです。
そのため写真撮影をするという行為自体、お咎めはないと思われます。
ただし、写メで撮影した場合は画像内のディスプレイ画面に縞模様のようなものが出ていて見にくいことが多いです。(走査線というものが動いているため)
また液晶ディスプレイは小さな発行体(LEDのようなもの)をいくつも並べて作られているため、正面から撮影した場合にモアレ(干渉縞)という邪魔が発生します。
撮り方のオススメは、シャッタスピードを30分の1以下にして、正面ではなく斜めから撮るようにすると良いでしょう。
紙媒体をOCRで文字認識させる
いわゆる、アナログとデジタルの融合ですね。
まずは、該当するプライベートデータを印刷します。
印刷を完了したら、OCRソフトを使います。
OCRとは「Optical Character Recognition」の略で、光学文字認識の事を指します。
OCRソフトを使うことによって画像・写真などのドキュメントにある文字を認識、文字を抽出してテキスト化することが出来ます。
注意する点としては印刷する際、複合機によっては印刷タイトルが履歴として残される場合があります。
ただしタイトルは残ることはありますが、資料内部までは記録に残らないと思います。
印刷したデータのタイトルだけ、残っても問題無いような内容にしておきましょう。
間違っても「プリプリなアニメキャラクター一覧」とか書いちゃダメです。複合機をチェックされたときに「!?!?!?!?」となってしまいます。
OCRソフトは、現在無料のソフトが多数存在し、精度の違いはあれど、大体それなりの高精度で文字認識が出来ています。
今や、金融業においては銀行や証券会社の申込書や、保険会社の申込書などでもOCR技術が取り込まれており、
企業でも認められている技術として浸透しつつあります。
問題点は、フリーソフトを使ったOCR機能の場合文字認識が正常に取れないことがあるということです。
数が膨大であったり、質にこだわりたい方は有料のOCRツールを使用すると良いでしょう。
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あとはテキスト化したデータを自宅PCにUSBなりプライベートメールに載せて移すなりすれば完了です。
ブログ編集画面に張り付ける
最近気づいたことなのですが、はてなブログの記事投稿の画面はなんとエラーを吐きません。
通常は、各社で樹立されている「インターネット使用ポリシー」に準じてURLのフィルタリングを掛けています。
加えてスクリプトなどは動きません。
しかし、なぜかはてなブログの投稿画面までは規制がされておりません。
URLフィルタリング制限の基準がどこまでなのかは会社によって異なりますが、大体が似たようなフィルタリング設定になっていると思われます。
そのため、他の会社の方も編集画面に辿りつけるかと思われます。
あとは、自分の書いていたプライベートデータを貼り付けて、「下書きを保存する」に変更して保存で完了です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は会社パソコンで作ったデータ資料を自宅パソコンに移す方法を検討してみました。
社会人生活は40年と言われていましたが、定年が65歳に引き上げられたことからほぼ45年になりました。(二回目)
そんなメモを、家でも見られるようにしてみては如何でしょうか?
度々申し上げますが、くれぐれもコンプライアンスに違反するようなデータは持ちださないようにしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。